アリスからのメッセージ
私はグラフィクデザイナーです。
この仕事は、モノを作る、モノを生み出す、という創造の喜びに充ちた、わくわくする仕事です。
また自分の生活を取り巻くありとあらゆるものから滋養を得て、自分自身が絶えず豊かになる職業です。
例えば展覧会を観て回ったり、最近の出版物を読んだり、そして道ばたでのおしゃべりや、
あるいはまたその日のお天気や光の加減、耳にする音楽、総てが滋養になります。
グラフィックデザイナーであるということは、世界が何をなしているのかを見る事です。
社会を観察し、洞察し、斬新な追求に制約となる慣用や慣習をやや角度を変えてみてみたりして、
新しい視点や視覚を齎す仕事です。
こうした理由から私はこの職業を選びました。
それはアーティストの生活に近いものですが、より現実の生活に根ざしたものです。
切ったり貼ったり、細工をしたり、写真を撮ったり、文章を書いたり、デッサンを描いたり、と絶えずゲームを
やっているようなものです。ですからものすごく楽しい仕事ですよ!!!
子供を作ると決めた時、それは本当に私にとって無常の喜びでした。
一緒に絵を描いたり、いろいろな事を分かち合って、そして私も子供たちから学ぶ、
そんな時の来るのを待ちに待って、期待にわくわくしました。
勿論子育てはそんなに簡単な事ではありません。けれども子供たちがいろいろな事に関心を持ち、
とりわけ、物事に捕われずに自由に発想する事、そういう事を伝えて行こうと思っています。
それが一番大事な事であって、そしてそれはどんな分野であってもです。


